動く!紙人形

動く!紙人形

動く!紙人形

「割りピン」と「厚紙」を使った工作です。

アトリエには、講師がの試作品が色々とあるのですが、それを見た子の「私もこんなの作りた~い!!」

という熱いリクエストにお応えして…!

 

この制作の最大のポイントは、「自分の絵を一度パーツに分解し、再度組み立てる」という事。

が、リクエストした子供達は5歳以下、はっきり言って、ちょっと難しい…!!

でも実はこの「やってみたい!」という気持ちの方がもっともっと大事で、

「やってみたい」→「やってみる」→「うまくいかない」→「創意工夫がうまれる」

そしてそのず~~っと先にきっと何らかの成長があるのですね。美術に限らず。

話がだいぶそれましたが…、さて制作に戻りまして。

この人形のポイントは「割りピン」です。

「割りピン」とは、一見画びょうですが、紙に刺してピン先を割って固定し、紙類を纏めるのに使う文房具です。

このピンで、紙で作った人形のパーツをつなげると、つなげた手や足を動かす事ができるのです♪

さあ!!何作ろうかな~~…??

まずは、作りたいものをスケッチし、次に動かしたいところを決めます。(手足、顔等)

そしたらそこを赤い線で囲って、このスケッチをもとに、今度はボール紙に下絵を描きます。

さて!ここが難所です!

試しにスケッチをパーツごとに切って組み立てようとすると…あれ?このままじゃピンを付けられない!?

どうしたらいいかな~~??と投げかけ、ここで見本登場。

見本をよ~く観察して、ピンをとってパーツを分解して、元の姿と見くらべて。

分からなくて立ち止まる子、とりあえずボール紙に下絵を描き切っちゃう子と様々ですが、

あえてここは手出し口出しせず。それぞれに自分で模索する大切な時間です。

それぞれのタイミングでヒントを出して、

更に一緒に作って見せて、難所を何とか乗り越え、ボール紙に下絵を描き、

次の難所!ボール紙を切ります。が、幼児にとってはこれ、カタくて切りづらいです…!

とりあえず切っちゃった子などは、手足が足りず工夫して挽回した後なので、気持ちが切れちゃうかな?と

少々心配していましたが、「手が痛~い!」と言いながらも、何とかやり切り、最後にピンを付け、

無事にやり遂げたのでした。

この子は以前、ちょっと失敗すると制作が投げやりになってしまう傾向があったのですが、

今回、自分できめた目標があったからこそ、失敗や数回のやり直し、固い紙にもめげずにやり遂げたわけです。

更に制作中、「失敗しても慌てない。失敗は成功のもとなんだよ」って言ってた(言い聞かせてた?!)のを聞いて、

成長を感じ、嬉しく思いました!!

最後はもちろん、作ったお人形で遊びます。

それにしても、子供の「やってみたい!」っていう気持ちのパワーはすごいなあ…と実感した一日でした。